2006年09月24日

親子で、親子を演じました。

今日京都観世会例会で「生田敦盛」を舞ってきました。
この曲は、
平家の公達平敦盛の亡霊と、その遺児との再会を描いた曲です。
この親子の役を、ボク長男親良とで演らせて頂きました。
久しぶりに親良と一緒に舞わせて頂き、
特にこの曲は子方もなかなかの大役で、大丈夫かと心配してたんですが、
まずまず無事に勤めてくれ、ホッと致しました。
そして、この曲の最後の場面、
ボク演ずる敦盛が我が子に回向を頼み、また消えて行こうとすると、
親良演ずる敦盛の子が父の袖にすがり、別れを惜しむ場面で、
フッと親良の顔見たとき、なんか感情移入してしまい、
思わず面の中で思いがこみ上げて来てしまいました。。。

確かこの敦盛って人は16歳で戦死してるんですよね。
という事は、一体いくつの時にこの子供をもうけたのでしょう??
今なら、早熟にも程がありますよね〜!

で、帰宅後、我が家だけのお疲れさま会って事で、
祇園の「美々卯」っていうおうどん屋さんに行きました。
鍋を囲み、舞台で共演した者同士で“乾杯〜!!”
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見所での応援チームも
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今日の舞台について等、ペチャクチャ喋りながらの楽しい時間。
の、はずだったんですが…
帰り際に、我が家の厳しい評論家(?)浦田良子氏からの一言。
「子方は頑張ってたけど、シテが力み過ぎやな〜
もうちょっと力を抜いて舞った方がええな〜」
テンション一気にだだ下がりで帰宅しました。。。

最後に、本日のデザートは、、、
「美々卯」の向かい、四条縄手北西角の「みたらし団子」
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いつもお店の前は長蛇の列で、少し列ばないと買えないのですが、
そこ迄しても買う価値ありです!
キナコ味が我が家のお気に入り。
本日も20本ペロリと平らげました!
家族一同、今日もまた、食べ過ぎました。。。

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2006年09月17日

石見銀山 無事終了!

「石見銀山」の公演を終え、
只今島根から、帰ってきました!

片道4時間余りの車での移動。
いささか疲れました。
といっても、ボクは運転もせず、
助手席で呑気にペチャクチャ喋ってただけなのですが…

昨日初めて現地に入り、
主催者側の方々やスタッフの方たちと接して、
この公演に対する意気込みや、「能 石見銀山」への期待感等を、
あらためて感じとる事が出来ました。
島根の方々が誇りに思ってられる銀山を題材にした能であり、
その石見銀山が来年世界遺産に登録される記念事業としての公演。
京都にいるときより、この「能 石見銀山」の重みをひしひしと感じました。

今日の公演は、知事ご夫妻をはじめ、満員のお客様にも恵まれ、
なんとか無事に舞い終える事が出来ました。
ただボクは、、、
いつもの如く、3カ所程言葉を間違えてしまいましたが。。。
島根に入り感じた、この曲への皆さんの思いに、
十分に応えられなかったとは思いますが、
ボクにとって今回の公演は、ホントに貴重な経験をさせてもらえた公演でした。
いつかまたこの曲が、再演出来る事を心から望んでいます。
出来れば、まだ謡等が頭に残ってる間が良いんですがね〜(笑)

そして最後に。
昨日会場近くで食べたお蕎麦お寿司
今日帰りに、大山サービスエリアで食べたソフトクリーム
かなりの美味でした〜
島根、また行きたいです!!


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2006年09月12日

石見銀山 最終稽古

次の日曜、島根で舞わせて頂く
「石見銀山」の最終の稽古が、今日ありました。
何ヶ所かを修正し、作品は、ほぼ出来上がりました。
地謡や囃子など、前回の稽古よりかなり良い仕上がりとなってます。

で、シテの出来上がり具合は???
前回の稽古までは、左手にしっかりと台本を持ち、
それを見ないと何も出来ない状態でしたが、
今日からようやく、ボクの左手から台本がなくなりました!!

そう、もう完璧に頭に入りました!!
って、言いたいんですが、
実は今日もまだ、、、
謡を数カ所間違い、動きの方も、
「え〜、次はどうなるんやったっけ??」
なんて考えながらの場面も。。。

でも、ボクも前回よりは、
自分の身体の中に、この曲が染み込んできた様に思えました。
と、自分では思っていたのですが・・・

今日一曲を通して、前で見ていた父からの言葉は、
「あそこは、何を言いたいんか、さっぱり分からんなぁ」
「後シテ、動き過ぎや!重厚さが全く無い!!」などなど…
そ、そうですよね、、、やっぱり。。。

当時この街を栄えさせた
海外からも買い付けに来た
その精霊を今回ボクは演じます。

本番まで、あと5日。
自分なりに修正して、
その銀の、「清々しい輝き」
この街を、日本を栄えさせたという自負からの「存在感」などを、
ボクの身体にキチンと染み込ませ、
本番の舞台にあがります!!

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2006年09月04日

30代最後の…

今日は9月4日
そう、ボクと長男の誕生日なんです!
親子で同じ誕生日
とっても嬉しいんですが、その日にちが…
“苦しんで死ぬ日”
もう少し、良い日に生まれたかったです。。。

稽古を終え帰宅すると、テーブルの上に、
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昼間には、親良の友達が来てくれたり、
ボクの愛する小鼓方S和N靖一家がお祝いに駆けつけてくれたりと、
賑やかに誕生会第一部を終えたらしいのですが、
これからは家族だけの、誕生会第二部の始まり。
ママとこころが♪ハッピーバースデイ♪を歌ってくれ、
親子でフ〜〜〜ッ!!
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いや〜、なんともブサイクな顔ですね。。。

そして、こころから手紙のプレゼント
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これを見たとたん、涙腺が…
そんな所が、オッサンの証拠ですよね。

今日からボクは39歳
どんどんオッサン化していく身体と闘いながら、
気持ちだけは若々しく
30代最後の1年
大事に、楽しみたいと思います!!

posted by urata-ke at : 21:41 | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年09月03日

石見銀山

今月17日に島根県民会館で、
「創作能 石見銀山(いわみぎんざん)」という公演があります。
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江戸中期に“ところ謡”として現地で謡われてた「石見銀(いわみがね)」という謡を、
父のお弟子さんで文学博士でいらっしゃる、脇田晴子さんが改作され、
その節付・型付を父が承って、
今回初めて能として上演することになりました。

16世紀から17世紀にかけて、
石見で採掘された“銀”がかなりの高品位で、
日本のみならず、アジア諸国・ヨーロッパ諸国にも輸出され、
世界との交易を結ぶ原動力となっていたそうです。
ゆえに、当時この“銀”によってこの地は、
かなり栄えていたようです。

この度その石見銀山を、世界遺産に登録されることになり、その記念事業として、
当地に残っていた謡「石見銀」を能に創り直し、上演することになりました。

今日その「石見銀山」の2回目の稽古でした。
もともと、シテを父が舞う予定でしたが、
少し体調を崩し、今回はボクが代演させて頂くことになりました。
当然、新作能のシテを舞わせて頂くのは今回が初めて
日に日に、能を創っていく難しさを、痛感しています。。。

でも、他の出演者の皆さんもそれぞれに意見を出して頂き、
だんだん作品としての形が出来てきました。
最初「白黒」でしかなかったこの曲のイメージが、
少し「カラー」でイメージ出来る様になった気がします。

本番まで、あと2週間。
どんな能に出来上がるか、
不安でもあり、楽しみでもあります!!


posted by urata-ke at : 22:51 | コメント (2) | トラックバック (0)