錦木は朽つれども…
今週の土曜日、
29日に京都観世会館にて浦田定期能があります。
で、その日ボクは「錦木」という能を舞います。
錦木とは、美しく彩り飾った木の事。
昔、陸奥の狭布の里って所には、こんな習わしがあった。
男が女に求婚する際、
女の家の門に錦木を立てる。
女は、その求婚を「こちらこそヨロシク」ならば、その木を取り入れ、
「ごめんなさい」なら、そのまま取り入れずにおく。
男は、断られても断られても、3年間千束もの錦木を立て続けたらしい。。。
能「錦木」は、
3年間、千束もの錦木を運んだ男の霊がシテ。
ワキ僧の弔いを受け、その女の霊と共に塚より現れ、その時の有様を再現し、
今宵ようやく、愛しの女と時をともに出来たと喜びの舞を舞う。
そして夜が明けるとその姿は消え、
そこに残るは、塚のみであった…
今日、この曲を師匠にお稽古して頂きました。
いつも乍ら、熱心に色々ご注意頂き、
また演ずるにあたってのポイントなどをお教え頂き、
今回も「ん〜、なるほど!!!」って感じで帰って来ました。
たくさん頂いたアドバイスを忘れないうちに、
能の台本、謡本に、

走り書きをしておきました。

本番まで、あと数日。
今日お教え頂いた事を、自分のものとなる様稽古して、本番に挑みたいと思っています。
女への愛の深さ、逢えなかった事への悔しさ、今宵ようやく逢えた喜び…
この男の執念を、浦田保親風に舞台に出せたらなぁ、と張り切っています!!
当日是非、その成果を観に来てやって下さい!
そして、感想等聞かせて頂けたら、嬉しいです。
あ、因みに、12年前、
ボクの錦木は目出たく取り入れられ、今に至っています!!
ボクもすぐって事は、なかったですが。。。
posted by urata-ke at : 23:17
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コメント
田中さま
ご来場有り難うございました!!
過分なご感想頂き恐縮です。
今日の舞台も、またまた熱くなり過ぎ、反省反省です…
ボクの錦木は、
朽ちる直前に、無理矢理取入れさした次第です。(汗)
投稿者: うらちか | 2007年09月29日 23:30
錦木 素晴らしかったです
人を恋うる切なさが悲しくも伝わってきました
そして後半の喜びの舞 華やかさも感じられた情熱的な舞
堪能させて頂きました
お子様達が得意げにパパの舞台に見入り---尊敬されてますな
魅力的な奥様は惚れ惚れと見入っていましたよ
錦木 何本建てはったんですかな
まずは お疲れさまでございました 有難うございました
投稿者: 田中 | 2007年09月29日 22:51