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演目一覧

安達原
安達原1

紀州(和歌山県)熊野の山伏祐慶ら一行は、廻国巡礼の途中に奥州(福島県)安達原に着く。日が暮れてきたので、一軒の庵に宿を借りる。その庵の主は一人の淋しき老女であった。

安達原2

山伏は庵の中にある糸車を見つけ、老女に糸を繰るところを見せてくれと所望する。すると老女は静かに糸を繰り始め、人の世の無常を嘆き、糸尽くしの唄を謡ったりし、やがて泣き崩れてしまう。そして老女は、夜も更け寒さも増してきたので、山へ焚き火用の木を取りに行ってくる由伝える。但しその間、自分の閨(寝室)の中は絶対見ないようにと念を押し、山伏も絶対見ないと約束する。安心した老女は山へと出かけて行く。

安達原3

しかし、山伏達と同行していた能力は、主の閨の中を見たくてたまらない。やがて山伏達が寝入った隙に、能力はついに閨の中を見てしまう。するとそこには人の死骸が山の様に積まれていた!

ビックリした能力は此処こそ鬼の棲み家だと山伏に伝え、一行は驚いて逃げ出して行く。そこへ先程の老女が鬼女の本性の姿となり、約束を破った事を恨み襲いかかる。山伏達は必死に祈り、ついに鬼女は祈り伏せられ、夜嵐と共に消え失せていった。

安達原 見所
 
 
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